大視協 一般社団法人 大阪市視覚障害者福祉協会

文字サイズ

背景

大視協ジャーナル7月号 第529号

談話室

フラワーアレンジメントの魅力       髙畑久枝・佐藤里美

 5月13日、長居障がい者スポーツセンターで「フラワーアレンジメント」教室が開催されました。ヒマワリやアンスリウム・鉄線(テッセン)など12種類の夏の花を使用し、それぞれの花材の感触や配置を楽しみながら、作品を完成させました。「初めてで楽しかった」、「たくさんの花に触れられて良かった」など、嬉しい感想もいただきました。
以下に、アレンジの魅力をおすそ分けします。

アンスリウム:サトイモ科アンスリウム属の観葉植物。丸みのあるハート形の部分は葉が変形したもの。棒状の部分が花で、花びらがないのが特徴。葉にだけ色が付く。今回は白色2本と緑色2本を使用。
ヒマワリ:キク科の一年草。鑑賞用の小さいものを3本使用。
鉄線(テッセン):ベルのような形をした白色の花で、中心は紫色。
ブローディア:ユリ科。星形の花で透明感のある青紫色。最初に作品の中心部に挿す。
ヒメユリ:ユリ科ユリ属。濃いだいだい色の花びらが6枚。
ライスフラー:米粒のような小さな白い花が固まって咲き、ひとつの大きな花のよう。
ブルーレースフラワー:ブルーのたくさんの小花がレースでマリを作っているような形に。
なでしこ:ギザギザとした花びらを持つ。今回は薄紫色の花を使用。
ミスカンサス:幅1センチほどの長い葉で、アレンジメントの裾の方に7本あしらう。
タラスピ(ナズナ):アブラナ科、ナズナ属で、「ぺんぺん草」とも呼ばれる。
ジューンベリー:初夏に実をつけるバラ科の果樹。葉を取り、実だけを使用。
ローズゼラニウム:バラのような香りのハーブで、1センチほどのピンクの花が咲く。