大視協ジャーナル6月号 第528号
髙橋實さんを偲ぶ会 4しょく会 春のイベント
志士(しし)に学び、志士となり、志士を育てる
視覚障害者版「志」のすすめ
今回の4しょく会(ししょくかい)イベントでは「志」をテーマとして、さまざまな立場の当事者
にご発言いただきます。
パネリストは以下の方々です(敬称略)。
萩原郁夫(はぎわら いくお)(元点字図書館職員)、三上洋(みかみ よう)(元公共図書館職員)、河部千鶴(かわべ ちづる)(市役所職員)、山岸蒼太(やまぎし そうた)(「点字毎日」記者)。コーディネーターは山本宗平(やまもと そうへい)(普通高校の英語科教員)が務めます。髙橋實さんの業績紹介は広瀬浩二郎(ひろせ こうじろう)(国立民族学博物館准教授)、イベントへのコメントは濱井良文(はまい よしふみ)(点字毎日編集長)。
視覚障害者がやりがいを実感しつつ就労する上で、大切なのは何か。そのために点字の習得、当事者同士のネットワーク構築がどんな役割を果たすのか。そして、健常者との葛藤・協働を経て具現する共生社会とは……。各パネリストの人生経験(失明時期)、仕事の内容は異なりますが、「心で指し示す」「心を突き刺す」「心に差し掛ける」をキーワードとすれば、視覚障害者が「志を立てて生きる」意味が浮かび上がってくるはずです。
日時 7月14日(日)13時30分から16時30分 開場 13時
会場 毎日文化センター 301号室
大阪市北区梅田3-4-5
毎日新聞ビル2階
交通 JR大阪駅 桜橋口から西へ8分 または、JR福島駅から東へ5分
定員 90名(要予約・先着順)
参加費 500円
髙橋實さんを偲ぶ会
真の「大阪維新」はここから始まる!
今回のイベントは、本年3月にお亡くなりになった視覚障害者の大先輩・髙橋實さんへの追悼を兼ねて企画・実施するものです。髙橋さんは「点字毎日」の記者、視覚障害者支援総合センターの創設者として、自らが志士となり、若い志士たちを育てた「吉田松陰的な人物」といえます。髙橋さんの高潔な志に学び、僕たちが「(心で)指す・(心を突き)刺す・(心に)差す」心をどうやって持ち続け、伝えていけるのかを話し合うイベントになれば幸いです。吉田松陰は「志専らならずんば、業盛なること能はず(こころざしもっぱらならずんば、わざさかんなることあたわず)」とも述べています。僕たちそれぞれのスタンスで「業(わざ)」の充実をめざし、視覚障害者、ひいては万人が心豊かに生きられる社会のあり方を追求する。今、令和の志士たちが大阪から未来を拓く声を上げます! 「道を指し 時に矢も刺す 差し傘に」。
髙橋さんとご縁のあった方々にスピーチをいただく予定です。熱き志を共有する皆さん、ぜひご参加ください。
日時 7月14日(日) 17時30分から
会場 リストランテ・クロノス 大阪市北区堂島2-1-31 京阪堂島ビル1階
交通
大阪メトロ四つ橋線 西梅田駅 南改札から3分、または、JR東西線 北新地駅から3分
会費 8千円 フルコース料理・フリードリンク(「偲ぶ会」のみのご出席も歓迎)
申し込み締め切り 7月5日(金)まで
申し込み方法
メールで4しょく会事務局まで
お名前(フルネーム)・ふりがな・電話番号・メールアドレス(イベント関係の必要事項の連絡に利用します)をお送りください。
メール jasmine@tenjiban.com
視覚障害者文化を育てる会(4しょく会)の案内を紙数が許す範囲に割愛してお届けします。ご質問等は大視協事務局まで。電話 06-6765-5600