大視協ジャーナル 7月号 第517号
談話室
フラワーアレンジメントを終えて
髙畑久枝、 佐藤里美
春の花と夏の花のコラボレーション。咲き誇るバラなどの春の花と涼やかな初夏の花ばなを使ってアレンジ。爽やかな季節の花を楽しみました。
講師の小山光子(こやま みつこ)氏と4人のアシスタントの方々に丁寧に指導して頂きました。
以下に作品の写真と使用した花材の名前と特徴を記載しています。これら8種類の花が勢ぞろいして咲いている爽やかな様子を思い浮かべていただければと思います。
〈スモークツリー〉
初夏になると羽毛のような花を咲かせる花木。煙がふわーっと立ち昇っているような花で綿菓子のような感触。今回の花材は、咲き終わった茎が伸びたもの。
〈姫ひいらぎ〉
クリスマスやお正月の頃のひいらぎと違って葉っぱが小さくてギザギザしています。
〈スプレーバラ〉
本来バラは一本の茎に一つの花ですが、スプレーバラは、一つの茎に複数の花が咲いています。今回は黄色。
〈バラ〉
バラ科バラ属の総称。花が小さいものは色は白。大きなバラは黄色・オレンジ・ピンクのグラデーション。
〈ニゲラ〉
クロタネソウ属。個性的な花のかたちと繊細な葉が特徴。針のようなものは葉っぱでその中に花があります。色はうすいブルー。
〈ひまわり〉
キク科ヒマワリ属の一年草。今回のひまわりは鑑賞用の小さいもの。黄色の花びらで種部分は茶色。
〈べにばな〉
キク科ベニバナ属の一年草。どんぐりのような固さの茶色の部分に種が入っていてその上にオレンジ色の花。
〈ベロニカ〉
オオバコ科。縦にすらりとした花穂(花の穂先)でシンプルで小さな花。細長いもので下から上に小さな白い花が咲いていきます。
大視協では、フラワーアレンジメント(今年度2回)の他にも、各種文化教室や体験、講演会などを予定しています。本紙「大視協ジャーナル」で、毎月新しい事業を案内します。