大視協ジャーナル 6月号 第516号
時報
日視連大会、3年ぶりの集い
日視連(社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合)の全国大会が、厚労省、文科省、国土交通省、デジタル庁、奈良県などの後援で3年ぶりに奈良県橿原市で行われました。参加者は、会場が400人、ユーチューブ参加者が700人。まだ、マスクを外せない状況にしては賑わいました。やはり、さすがは全国大会、という印象を受けました。来年の開催地は、熊本。きっとマスクも不要で、かつての大会のように賑わうことでしょう。
以下、紙数が許す範囲で報告します。
踏切と横断歩道の安全を考えるシンポジウム
大会初日(5月21日)の午後、踏切と横断歩道の安全を考えるシンポジウムが開催されました。
基調報告
(1)基調講演
テーマ:静岡・奈良での視覚障害者踏切事故と、道路横断を含めた日本歩行訓練士会の取り組み
報告者1:日本(にっぽん)歩行訓練士会 会長 古橋 友則(ふるはし とものり)
テーマ:国土交通省が進める安全対策について
報告者2:国土交通省道路局企画課 課長補佐 大西 良平(おおにし りょうへい)
(2)パネルディスカッション
コーディネーター 慶応義塾大学経済学部 教授 中野 泰志(なかの やすし)
登壇者:奈良県視覚障害者福祉協会 理事 井澤 みゆき(いざわ みゆき)
奈良県視覚障害者福祉協会 理事 小山 恵美(こやま めぐみ)
奈良県視覚障害者福祉協会 辰己 貴之(たつみ たかゆき)
日本(にっぽん)歩行訓練士会 会長 古橋 友則(ふるはし とものり)
国土交通省道路局企画課 課長補佐 大西 良平(おおにし りょうへい)
シンポジウムの内容は、ユーチューブをご覧ください。
令和5年度運動方針
紙数の都合で、テーマのみを報告します。交通安全、代筆代読、同行援護、デジタル化など身近で大事な課題もたくさん含まれています。資料を希望される方は事務局までご連絡ください。
第1 障害者差別解消法の改正
第2 国連障害者権利委員会による日本政府に対する総括所見
第3 人権保障
第4 移動のバリアフリー
第5 情報アクセシビリティの確保
第6 就労
1 あはき
2 一般就労
第7 教育
第8 医療と福祉の連携
第9 災害・防災対策
第10 文化・芸術、スポーツ