「Osaka Metro御堂筋線全駅と四つ橋線『大国町』駅に可動式ホーム柵を設置します」
Osaka Metro(大阪メトロ)は、8月13日、御堂筋線全駅と四つ橋線『大国町』駅に可動式ホーム柵を設置すると発表するとともに、9月より『なかもず』駅から設置工事に着手し、2022年3月末までに御堂筋線全駅への設置を完了することを明らかにしました。
本会におきましては、これまでも機会あるごとに大阪市交通局(当時)に対して、地下鉄の全路線、全駅ホームへの可動式ホーム柵の設置を行うよう求めてまいりました。
また、民営化後の2018年6月にも、Osaka Metroに対して要望書を提出し、改めて全路線の駅ホームへの可動式ホーム柵の設置を求めていたところであり、その後、大阪メトロからは、2度にわたり、地下鉄全路線駅ホームへの可動式ホーム柵の設置計画が明らかにされ、このたび、大阪地下鉄の象徴的存在でもある御堂筋線の全駅ホームへの可動式ホーム柵の設置工事の開始が告げられたことは大変喜ばしいことであります。
今後、他の路線の駅ホームへの可動式ホーム柵の設置の前倒しを求めるとともに、当面、大阪メトロに対して視覚障がい者が駅ホームから転落することのないよう、適切な人員配置を求めてまいります。
また、市民の皆様への積極的な声かけもお願いしてまいります。
※以下、大阪メトロからの広報文を紹介します。
Osaka Metroは、御堂筋線全駅と四つ橋線『大国町』駅に可動式ホーム柵を設置します。
設置工事は、2020年9月に御堂筋線『なかもず』駅から着手し、御堂筋線全駅(すでに設置済みの『心斎橋』駅と『天王寺』駅を除く18駅)と、四つ橋線『大国町』駅への設置完了は2022年3月末を予定しています。
なお、設置を完了した駅から順次、運用を開始します。
工事期間中、ご利用のお客さまにはご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いします。
Osaka Metroは、最高の安全・安心の追及を掲げ、2025年度までに全133駅に可動式ホーム柵の設置完了を目指します。
- 1 可動式ホーム柵
- お客さまのホームからの転落やホームでの列車との接触を防止するための設備です。
- 列車が到着したときのみ扉部分が列車のドアと合わせて開閉します。
- 2 可動式ホーム柵設置予定
- 御堂筋線『なかもず』駅のホーム柵設置工事期間は、2020年9月~11月、運用開始時期は2020年11月上旬です。
- 今後の御堂筋線各駅(『心斎橋』駅、『天王寺』駅は設置済み)と四つ橋線『大国町』駅の設置時期につきましては決まり次第、
- 順次Osaka Metro ホームページで公表します。
- 3 その他路線の今後の可動式ホーム柵設置予定
- 谷町線:全26駅で、2025年度までに完了
- 四つ橋線:全11駅で、2024年度までに完了
- 中央線:全14駅で、2024年度までに完了
- 堺筋線:全10駅で、2022年度までに完了
なお、御堂筋線全駅への可動柵設置についての大阪メトロからの広報文は次のURLに記載されています。
https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/
20200813_R1_R3daikokucyo_homesaku.php