大阪市視覚障害者福祉協会

大視協ジャーナル

◆事業案内◆

「高齢視覚障がい者の施設づくりを考える講演会『京都における盲養護老人ホーム建設運動について』のご案内」

 平成30年度第1回目の高齢者対策事業の一環として、今回は「京都における盲養護老人ホーム建設運動について」をテーマに高齢視覚障がい者の施設づくりを考える講演会を開催いたします。

 高齢化が進むにつれ、自立した生活が徐々に難しくなり、盲養護老人ホームに入りたいと考えた場合、住み慣れた大阪市内を離れて、奈良や和歌山の盲養護老人ホームへ入所せざるを得ないのが現状ではないでしょうか。

 遠方の盲養護老人ホームに入所するまでもなく、視覚障がい者であっても、大阪市内で安心して入ることができる盲養護老人ホームがあったら、どんなに心強いことでしょうか。

 しかし、国の障害福祉施策の基本的な考え方として、「施設から地域への移行」と「あらたな箱物はつくらない」との流れがいっそう強まるなか、京都において、盲養護老人ホーム船岡寮が西大路三条へ移転し、「視覚障がい高齢者にやさしい施設」として新たに特養、通所介護、居宅、訪問介護のサービスを加え、名称も高齢者総合福祉センターライトハウス朱雀へ改められ、再出発しました。

 そこで今回は、盲養護老人ホーム「ライトハウス朱雀」の設立に尽力された公益社団法人 京都府視覚障害者協会 代表理事 田尻 彰(たじり あきら)氏をお迎えして講演していただくことを通して、大阪市における高齢者の施設づくりについて、運動の方向性や財源の確保、行政への働きかけなど、参加者の皆さんからの質問や意見にもお答えいただき、これからの活動に活かしていきたいと考えております。

 つきましては、多くの方々がご参加くださいますようお願い申し上げます。

日時:
8月31日(金) 午後1時受付
1時30分~3時30分
場所:
市立社会福祉センター 303・304号室
参加費:
無料
定員:
55名
申し込み:
6月28日~7月4日

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