◆「第4回ロービジョン講座に参加して」◆

 

                        旭区の小林松治(こばやし まつじ)さん
3月14日(土)に開催されました、第4回ロービジョン講座「視覚障がい者の読書について〜今むかし、そしてこれから〜」に参加しました。
 第1部の講演(村井晶人さん)では、浮き出し文字から「ルイ・ブライユの点字」など、視覚障がい者用文字の開発、公共図書館や点字図書館のサービスの進展、録音機の普及と進化、通信回線の高速化、ボランティアの高齢化と後継者不足、サピエと電子書籍のこれから、などのお話がありました。
 第2部のパネルディスカッションでは、視覚障がい当事者の読書スタイルと未来への希望について話し合いました。
 当日のレジュメにはパネラーのお名前が書かれていませんでしたので、パネラーのおひとりの平井健太郎さんを間違えて「ひらおかさん」と何度もお呼びしてしまい失礼いたしました。
 平井さんは点字とテキストファイルをお使いだそうですが、点字では特に固有名詞など、どんな文字が使われているのか分からず、テキストファイルでは(音声で聴く場合)流れていってしまうので細かいところを聴き逃すというジレンマを訴えておられました。この、点字とテキストファイルの長短を解消する手段こそ「漢点字」だと思います。平井さんとは漢点字の学習をお勧めしたり、有意義なお話ができたと思います。
 それと共に、当協会の上部団体である日盲連、第1部の講師の村井さんが所属される日本ライトハウス、第2部のコーディネーターの原田さんが 所属される堺市立健康福祉プラザのように、点字に関して発言権のある機関や人々が、日本点字委員会に働きかけて、漢点字が正式な点字と認められるようにしてほしいとの希望を述べました。今回の講座は実に有意義だと感じました。

 
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